沖縄の気候の特徴

沖縄は周りを海で囲まれた島国です。年間を通して暖かく、冬でもめったに10℃を下回りません。ほとんど暖かい期間のため、半袖でほとんどの時期を過ごせます。
高温多湿の亜熱帯気候で、全体的に湿度が高いのも特徴的。
本土のようにカラッと晴れた夏や、ひんやりとした冬とは対照的に、夏はジメジメとした暑さで、冬は強い風による寒さがあります。
沖縄の年間日照時間は、全国の中でも低く、晴れの日は多くないです。2019年度のデータでは47都道府県の中で、一番少ない日照時間となっています。晴れた日には強い紫外線がジリジリと照り付けるため、男女問わず日焼け対策を行う必要があります。

沖縄の平均気温と湿度
1年を通しての沖縄の平均気温は約23℃です。東京の平均気温が約16℃なので、7℃ほど暖かいということになります。
本土では真夏の酷暑が毎年話題になりますが、沖縄ではそこまで異常な最高気温をたたき出すことは今のところなく、安定した温暖な気温が続きます。
湿度についても年間を通して高く、東京と比べると、月によっては10%以上も高いです。
旅行ならそこまで気にならないかもしれませんが、沖縄に移住を考えている場合だと、この湿度の高さも暮らしに大きく影響してくるので考慮しておきましょう。

出典:気象庁-過去の気象データ検索
※1991年~2020年(30年間)のデータを参照。
沖縄の雨と台風

県外から旅行・観光で沖縄に来たいと思う方にとっては、雨の時期は避けたいところです。
沖縄の梅雨は5月上旬ごろ~6月中旬にかけて降ることが多いです。また、8月~9月は台風の影響による雨も増えてくるため、夏のレジャー目的であれば7月の旅行をおすすめします。

※1991年~2020年(30年間)のデータを参照。
また、沖縄の天気を語る上で外せないのが台風です。
沖縄に接近する台風の特徴としては、海で勢力を強めた台風が上陸してくることに加え、南から上がってきた台風が円を描き始める軌道上にあるため、長時間の影響を受ける可能性が高いことです。
台風は進路を変える時に速度が遅くなる傾向があります。沖縄では1日中暴風域に入っているということも珍しくありません。
